メイクを崩れにくくするためにどんな工夫をしていますか?
ウォータプルーフタイプなどメイクが崩れにくいコスメを使ったり、メイクキープスプレーを使っている方は多いことでしょう。
実はメイクの前の洗顔や保湿ケアでもメイク崩れを防げることをご存知ですか?
メイクアップアーティストさんといえばメイクにフォーカスされがちですが、キレイなメイクのためにクレンジングや保湿ケアを欠かしません。
事実ご自分のブランドを持っているメイクアップアーティストさんは、スキンケアも展開されている方が多いように感じます。
それだけこだわるほどスキンケアを重視していると言うことなのではないでしょうか。
かといってただ保湿しようとすると逆にメイクの仕上がりが悪くなることも。
なぜメイク前のスキンケアが重要なのかという疑問に迫りながら、オススメのスキンケアや意外な使い方をご紹介します。
メイク崩れ対策に重要。余分な油分を落とす朝洗顔
メイク前のスキンケアでまず大事なのが洗顔。
寝ている間の皮脂やホコリで顔は汚れます。
そのため夜ほどの洗浄力は要らないものの、洗顔せずにメイクを始めることは、ぐらついた地面に家を建てるようなもの。
キレイな仕上がり、キレイなメイクをキープするためにも洗顔は重要です。
しかし洗顔料を使うか使わないかについては、肌質や好みが分かれるので一概に何がいいとは言い切れません。
少し温かいぬるま湯で洗顔するのもアリですが、せっかくなのでオススメアイテムと意外な使い方をご紹介します。
余分な汚れを優しく除去してメイク崩れを防ぐ!「ビオデルマ サンシビオ エイチツーオーD」
メイクアップアーティスト御用達のビオデルマのウォータークレンジングは言わずと知れた名品。
実はメイク落としとしてだけではなく、洗顔や化粧水の役割もしてくれます。
そして敏感肌の方でも使えるほどのマイルドな使い心地は朝洗顔にぴったりです。
しかしこれのみではせっかくチャージした水分が逃げてしまうので、オイルやクリームなどの油分でフタをしましょう。
私のオススメアイテムは「HABAスクワラン」です。詳しくはまた後で紹介しますね!
ところで、なぜ保湿ケアがメイク崩れ対策に必要なのでしょうか。
メイク崩れ対策に保湿ケアが大事な理由。
しっかり保湿ケアしないと肌は乾燥します。
乾燥した肌は自ら保湿しようとして皮脂を過剰に分泌、これがテカリやメイク崩れの原因の一つと言われています。
とは言っても保湿ケアはメイクがヨレそうなイメージがありますよね。
確かにそれはあながち間違いではないんです。
スキンケアとメイクの成分が化学反応を起こすで、逆にメイクの仕上がりが悪くなることもあります。
例えば「スキンケアの後日焼け止めを塗ったら、ポロポロしたものが出てきた。」なんて経験はありませんか?
あれはスキンケアに入っているシリコン成分が、化粧下地やファンデーションの成分と反応し出てくることがあります。
だからこそメイク前のスキンケアを選ぶポイントは、メイクの仕上がりに影響しないこと。
そして、メイク前のスキンケアを使うときのポイントは、肌にスキンケアがなじんでからメイクを始めること。
これらを意識すると崩れにくいメイクにグッと近づきます。
「でも何を選べばいいのやら…。」と思ったそこのあなた。
まずは先に紹介した「ビオデルマ」×「HABAスクワラン」の組み合わせがオススメなので試してみてください。
「自分の肌や使うシチュエーションごとにオススメを知りたい!」と言う方はそのまま下にスクロール。
脂性肌、混合肌の方向け。余裕のある日やしっかりと保湿したい大事な日の朝に。「VTシカマスク」×「HABAスクワラン」
「VTシカマスク」も今や人気のフェイスパックですよね。
オススメの使う時間帯は、夜よりも朝。
シャバシャバとしたテクスチャー、シートは極薄タイプで密着度が高いです。
パック時間は10分ほどかかりますが、何かしながらケアできるので時間を有効活用できますよ。
「VTシカマスク」で水分チャージした後に忘れてはいけないのが、水分を逃さないためのフタ。
オススメはべとつかずサラッとしたテクスチャーの「HABAスクワラン」。
オイルなのに肌になじむのが比較的早いため使いやすかった上に、その後のメイクがヨレることはまずありませんでした。
詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
https://merinotimes.club/haba-squalane-face/
乾燥肌の方向け。時間がない朝でもしっかりした保湿ケアをしたいなら「アンブリオリス」
香りが気になる方もいるかもしれませんが、しっかりとうるおうのにべとつきません。
乳液のようなテクスチャーでのびがよく、少量でうるおいます。
乳液の割に肌なじみまでが早くつけた後すぐに化粧を始められますが、2−3分待つとよりキレイにメイクが仕上がります。
使ってみた感想としては正直全く崩れないとはいえないものの、崩れ方がキレイ。
言い換えればテカリをティッシュで押さえて、気になる部分を撫でるだけの簡単なお直しができる程度に崩れてくれます。
メイク崩れ対策は「スキンケア」という身近なところにあった。
崩れにくいメイクのポイントはスキンケアにあった。
これは盲点だったかもしれません。
今回紹介したものでなくとも、お手持ちのスキンケアで「自分がしっかり保湿できた。」と思えるまで意識してケアすると違いが出てくるはず。
特に化粧水などの水分をたっぷりと重ねづけ、クリームやオイルなどの油分は少量に抑えることがポイントです。
ぜひ試してみてくださいね。
次回は、オススメのメイクキープスプレーとその使い方に加え、万が一崩れてしまった時のレスキューアイテムを紹介します。
お楽しみに!