09/01は、防災の日。
東日本大震災で被災した経験から「あったら良かったのに。」と思った化粧品を5点まとめました。
万が一に備えて、必需品の期限チェックや買い足すものを見直す良いきっかけである防災の日に参考になれば嬉しいです。
①マルチユースできるボディーシート
身体をさっぱりさせたい。小さい子供のおしりを拭きたい。
水が自由に使えないことの不便さはあらゆる方向に出てきますよね。
そんなとき、これひとつあれば、あらゆる場面で活躍すること間違いなし。
オススメは「エピスタプロピル」
大豆生まれのナノの力で、皮脂、汚れ、ニオイなどを取り除き肌を清潔にし、かつ保湿してくれるウェットティッシュ。
ノンアルコールだから、赤ちゃんから大人まで一緒に使えますし、デリケートゾーンにまで使えるほど肌にやさしいのが魅力。
大容量は、縦20㎝×横30㎝と大きめシートだから、全身を拭くのにも十分。
使ってみました。
若干チクチク感を感じるので、肌を抑えるようにして拭くと肌への負担が最小限にできます。
全身拭くにはもう少し濡れていると良いけれど、被災時には十分です。
②5in1!クレンジングシート
メイクをきちんと落としたり、肌を保湿したりと、被災中でもスキンケアはしたいところ。
オススメは「ズボラボ夜用拭き取り乳液シート」
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液までを一枚で完結できます。
使ってみました。
マスカラやアイブロウの落ちはイマイチ。
使用後はぺとっ感が苦手な人はいるかも。
ただ、水入らずでクレンジングから洗顔、保湿までを一枚で完結できて、持ち物を圧迫しないところがgood。
ぺとつきが気になるようなら、最初に紹介したエピスタプロピルで拭き取るといいでしょう。
③使い捨て歯ブラシ
歯磨きできない状況って、とてもストレスですよね。
被災したときに歯ブラシを持ち忘れて、歯磨きできずに1日過ごした時は気持ち悪くてたまりませんでした。
オススメは「カプセル歯ブラシ」
歯磨き粉、歯ブラシ、舌磨き、ようじ、フロスがコンパクトにまとまっていて、さらに、水ですすぐ必要もありません。
個包装だから衛生的なところもgoodです。
使ってみました。
小さいが故の磨きづらさや、歯の全ての隙間をフロスでケアしたかったことなど、むず痒さを感じるものの、ポーチに入れて持ち運べる大きさなのに多機能であること、水なしで磨けること、いつもの歯磨きとなんら引けを取らないミントの爽快感は優秀でした。
④ドライシャンプー
歯磨き同様、頭を洗えない不快感はたまりません。
水を使うシャンプーにはかないませんが、あるとないでは大違い。
夏場の被災だったら絶対に持っておきたいアイテム。
オススメは「プロダクト ドライシャンプー」
オーガニック認証成分だけで作られており、やさしく地肌をスッキリさせ、柑橘系のさっぱりとした香りが気分を良くしてくれます。
使ってみました。
他のドライシャンプーと比べると、アルコールのキツい香りは感じませんでした。
また、他のドライシャンプーと異なり、ボディスプレーとしても使えるのでニオイが気になるときにひとふきするとさっぱり!
※消臭効果はありません。
⑤日焼け止め
スキンケアの一環として忘れたくないのが、日焼け止め。
後から肌に影響を及ぼす紫外線を気にしなくていいお守りとして、防災セットに必ず入れて。
オススメは、「&be UVミルク」
せっけんで落とせて小さなお子様とも使える7つの無添加処方でありながら、十分紫外線をカットしてくれます。
使ってみました。
なんと言っても、その伸びの良さと使っている間のキシキシ感のなさ、1本で顔にも身体にも使える優れもの。
満足にメイクをする余裕がない中で、ナチュラルにトーンアップしてくれるところも◎
安心や余裕がストレスを緩和する。
当たり前ですが、災害は突然やってきます。
被災した当時は災害とは無縁だと思っていたので、防災セットなど準備していませんでしたし、被災場所が学校であったこともあり最低限の物しかありませんでした。
突然日常と全くかけ離れている状況に直面し、恐怖と不安からまもなくストレスによる体調不良となり、家族の迎えが来るまで辛い思いをしたことを今でも鮮明に覚えています。
紹介したものも合わせてお持ちの防災セットに入れいただき、もしもの時に生き抜くためだけでなく心に余裕のできる備えの参考になれば嬉しいです。